正午なりの時々日記

休眠中ですが、時々ささやきます。

久しぶりにスタジオ入り

久々にスタジオでリハーサルをしました。しばらくぶりだったこともあって、歌いつつも、お腹にあまり力が入らないなあと思うことしきり。もう少しリハを経てから、ブッキングのことを考えようと思います。
ところでデビッド・リンチの"インランド・エンパイア"をようやく観ました。とても良かったです。話の辻褄というか、その流れがおぼろげに見える瞬間があるものの、それはメビウスの輪のごとく、どこかで捩れ曲がっている感じ。さらに、その輪の一部は、日常生活では立ち入り禁止になっていて内部を窺い知ることができない領域。でも、この映画を観ている間だけは、その中に入っていけるし、そこにあるものを見たり触ったりすることもできる。まあ、音楽、小説や映画はすべて、多かれ少なかれ不可侵の領域に誘ってくれるものですが、この映画には特に強いものを感じましたし、自分もそういう点に長けた音楽をやっていきたいと思います。