正午なりの時々日記

休眠中ですが、時々ささやきます。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

明日訪ねてくるがいい

マーガレット・ミラーの"明日訪ねてくるがいい"を読みました。行方不明となった前夫探しを老婦人から依頼された新米弁護士。前夫の足跡を追いかけて向かったメキシコにて、捜査線上に浮かんだ関係者達が次々と謎の死を遂げます。やがて事実が少しずつ明らか…

剣の八

新刊書店でディクスン・カーの"剣の八"を買いました。以前は、ほぼ全作品が訳出されているクリスティやクイーンを羨ましく思ったもの。それが今ではカー作品も邦訳が進んで、かつての入手困難本まで気軽に読めるようになりました。私のような後追いファンに…

クリスチャン分析化学Iという、大学学部生用の教科書。その第7章「酸塩基平衡」の冒頭に、何故かしらティモシー・レアリーの以下の言葉が引用されています。 "酸には三つの副作用がある。長期記憶の増大、短期記憶の減少、そして、三つ目は忘れました" いわ…

エッグライス一丁

市川昆と石坂浩二コンビによる「犬神家の一族」リメイクのニュースには驚きました。なぜに犬神家をもう一度?多分に皆考えたと思うけど、もしこれが「病院坂」であれば、以前のフィルムの再編集版と合体させて、約30年の年月を挟んだリアル版が出来上がるの…