正午なりの時々日記

休眠中ですが、時々ささやきます。

タルコフスキーと四元素

ここ最近、タルコフスキーの映画を立て続けに見ました。学生の頃は「画面がちっとも動かんやん」と早送りしながら見ることもあったのですが(怒らないで下さい)、今、見直すと心に染みわたる感じがしてとてもいいです。特に、四大元素である炎、水、それに犬(?)が映像の中で一際映えて印象的。確かに映画の中で、この四大元素に接するとはっとするものがあります。例えば、うちのカミさんもフェリーニ映画の中で風の音を聞くと、彼の作品を観てるんだなと強く実感するそうです。
ところで四大元素は歌の歌詞でも結構重要ですよね。ジム・モリソンも「作詞に困ったときには四大元素を使え(こうは言ってないか)」という、まるで長老インディアンの如く有難いお言葉を遺しています。その言葉にかなり忠実に従っているロビー・クリーガーもちょっと笑えますが。でも、このアドバイスは結構的を得ていて、上手に使えば、確かに歌詞の彩がより豊かになる気がします。作詞にお困りの方はぜひ参考にしてみては?