正午なりの時々日記

休眠中ですが、時々ささやきます。

スミスであいましょう 河端さんライブ第5回

先週の日曜日(7/25)には彦根のスミス記念堂へ、河端一さんシリーズライブ第5回を見に行ってきました。この日のタイトルは「サウンドスケープ」でして、一般的な意味での演奏は無し。記念堂の外に並べられたギターとアンプおおよそ12セットからフィードバック爆音がひたすら鳴り響く、ちょっと美術館の展示を思わせる内容でした。

自由にギターに触れたり、あるいは弾いたりすることができまして、早速、ギターをかき鳴らしていたうちのカミさん、この日がギタリストデビューの日と相成りました。しかもいきなり轟音系ギターとは羨ましい!さらに、記念堂の中でもギター、アンプそれにPAセットからやはりフィードバック音が鳴り響いており、そのあまりの音量にペットボトルやらカバンやら色んな手荷物が共鳴して一斉に振動しっぱなし。

この堂内、まさにナインテーラーズ(by ドロシー・セイヤーズ)状態でして、長時間居座っていると間違いなくどうにかなりそうな感じでした。ちなみに小栗虫太郎ならこの轟音鳴り響く記念堂でもって、被害者数かるく数人は超えるプロットを考案するんじゃないでしょうか。そんなわけで、ときに芝生に寝転んだり、ギターをいじくったり、あるいは他のお客さんと談笑したりと、あちこちポジションや楽しみ方を替えているうちに約1時間のイベントは終了したのでした。

最後に私とうちのカミさんとの会話。
私「これって、どうやって終わるんだろう?」
カミさん「ひこにゃんが乱入して終わるんじゃないの」
私「?」
カミさん「だって、あいつ刀持ってるし」
私「!?」
ひこにゃんが刀を持っているとは初めて知りました。